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Smart Life Project活動報告

2019年5月10日

【大和調剤センター 中央薬局 栄養講座 「ちょっと得するビタミンの話」の巻】

中央薬局で毎月4回行われる恒例の管理栄養士の先生による栄養講座、今回は「ちょっと得するビタミンの話」です。
ビタミンは多くあって複雑!何がどんな効果を持っているのか?を知りたいと思う参加者が多く、毎回10人以上集まりました。今月は薬局に実習に来ている薬学部の学生が少し講義を担当しました。
最初にビタミンとは何か?どんなものがあるのか?を説明し、水溶性ビタミンの中でも脚気という有名な欠乏症があるビタミンB1、数あるビタミンの中でも有名なビタミンCについてお話しました。ビタミンB1では脚気の判断方法(膝蓋腱反射)や昔、脚気が「江戸患い」と呼ばれていた理由について、ビタミンCでは抗酸化作用だけではなく骨の構造基盤であるコラーゲンを作るのに必要だということに参加者の皆さんは興味を示していました。骨の形成に関わる脂溶性のビタミンKとDについてお話したところ、理解して頂き、頷いてメモを取られる方達が多く見られました。Kのお話しでは、参加者の方の中にはワーファリンを飲んでいるもしくは、飲んでいた方がおり、納豆や青汁を注意された理由について納得されている様子でした。また、骨の形成に必要なビタミンをDだけと思っている方達が多く、ビタミンKも骨の形成に関わる大事なビタミンの1つであることに興味を示されていました。
薬学部の学生の強い希望から来月のテーマである「高血圧」のイントロで「塩分」についてもお話しました。厚労省が求める1日の塩分摂取量が男性で8g、女性が7gであること、最近朝ドラで話題のカップラーメンは塩分が5gも入っていることに興味を示され、参加者から、これにはどのくらいの塩が入っているのか?など積極的に質問されていました。
今回の栄養講座では身近だけれど知らないと今後自分が損をする内容が盛りだくさんでした。知っているようで、知らない多くの知識を得られる実りの多い講義でした。
来月も月4回開催し、「高血圧予防対策」についてお話します。参加費無料の自由参加です。ぜひ1度聴きに来てみてはいかかでしょうか?きっと実りのある1時間になると思います。
栄養講座の後には管理栄養士による個人相談(予約優先)も受け付けております。
どうぞお楽しみに!皆様のご参加お待ちしております。