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活動報告

2018年 11月26日

【あらり薬局】平成30年度小中学校薬学講座

7月4・11日に平成30年度賀茂小学校・賀茂中学校薬学講座を実施しました。生徒73名にたばこ・お酒・薬物乱用や身近な薬の使い方について講義させていただきました。たばこの有害物質については毎年お話させていただいていますが、今年は東京五輪にむけて受動喫煙や奈良県生駒市の喫煙45分ルールのニュースを通して三次喫煙について学び、アルコールについてはパッチテストを行い、お酒の代謝や酔いの個人差を学び、体質を知ることで自分の身を自分で守ることを学習しました。生徒達からは調剤済みの医療用麻薬の処理方法やノンアルコール飲料を未成年者が飲んでもよいのか・タバコの販売本数とその売上高について・大人に禁煙を促す方法などの質問があがりました。成人となったときに今日学んだ害について思い出し、節度ある行動ができるよう育ってほしいと願い、生徒達に伝えました。

【三次喫煙】
タバコの煙に含まれる有害物質やニトロソアミンのような発ガン性物質は物に付着しやすい性質を持つため車内や部屋の床やカーテン、壁に付着する。その有害物質を長期的に乳幼児が手で触ったり、なめてしまうことでアトピー性皮膚炎・喘息・アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性がある。また喫煙後45分間は体外へ有害物質が放出されるという研究報告があり、奈良県生駒市では喫煙後45分間はエレベーターの使用を禁止するという社内ルールが作られニュースとなった。

【大麻取締法】
大麻栽培は大麻取締法で規制されている。違法栽培は7年、所持は5年の懲役が科せられる。全国で許可を受けている栽培者は33人である。大麻の葉や花穂・樹脂にはTHC(テトラカンナビノール)という幻覚物質が含まれているが茎や種子については古くから麻として衣類やしめ縄、鳥のエサや七味唐辛子に含まれ産業用として栽培されている。

【アルコールの代謝】
アルコールは肝臓で代謝を受け、最終的には二酸化炭素と水になり体外へ排出される。代謝物アセトアルデヒドが二日酔いの原因であり、分解酵素の働きが弱い人ほど酒で酔いやすい。日本人の約4割がお酒に弱い体質とされる。アルデヒドの血管拡張作用による紅潮をエタノールパッチ貼付7分後と剥離後10分で観察する。